Patria Titan:新素材という故郷
Patriaラインはローズゴールドから始まり、スチールへと展開し、そして2025年——グレード5チタンで登場する。Cal. 617は変わらない。171個の部品、一人の時計師、手巻き。
Patriaは、手巻きのGlashütte伝統に対するTutimaの敬意を形にしたモデルである。その中心にあるのがCal. 617——171個の部品を、一人の時計師が一つの作業台で組み上げる。工程には数週間を要する。
内部では、ブレゲひげゼンマイが自社工房で成形される。ブレゲひげゼンマイとは、ひげゼンマイを同心円状に呼吸させる特殊な形状であり、どの姿勢でもより安定した精度を維持する。TutimaはCal. 617を6姿勢で調整する。多くのメーカーは5姿勢で止める。パワーリザーブは65時間。リューズだけが手で触れる唯一の可動部品であり、ローターも自動巻き機構もない。手巻き。常にそうである。
Glashütte仕上げはすべての面に施される。所有者の目に触れることのない面も含めて。これが基準である。
Patriaの素材の歴史は、このラインの静かな進化を映し出している。ローズゴールドのPatria Admiralに始まり、次にステンレススチールが加わり、Cal. 617をより幅広い層へ届けた。2025年、Ref. 6612シリーズでグレード5チタンが初めて導入された。Patriaがこの素材で製作されるのは初めてのことである。
チタンは手巻き時計の腕上での感触を変える。スチールより軽い。傷への耐性がより高い。そして肌に触れた瞬間から温かい。スチールが体温を奪うのに対し、チタンはほぼ即座に肌の温度になじむ。手巻き時計は日々の儀式である。手に取り、ゼンマイを巻き、腕に着ける。チタンでは、その日々の接触が最初の瞬間から異なる。
変わらないもの——Cal. 617、ブレゲひげゼンマイ、6姿勢調整、見えない面への手仕上げ。同じムーブメント。同じ基準。同じ一人の時計師。
Patriaシリーズはエントリーモデルで約€2,200から始まり、ゴールドでは大幅に上昇する。Titanはその中間に位置する。Glashütte製の手巻きマニュファクチュールキャリバーをグレード5チタンに収め、約€2,600からとなる。